PM試験に1回で合格した勉強方法

この記事では、IPA(情報処理推進機構)が主催するプロジェクトマネージャー試験(PM)に私が1回で合格した時の勉強方法についてお伝えします。

プロジェクトマネージャー試験はIPAが主催する試験でも高度な試験です。H29年の実績でも合格者が13.1%となっており、計画的に勉強をしていくことが合格の近道です。そこで、私がいつどのような勉強をして試験に挑んだかをお伝えし皆さんの合格への勉強計画の助けになれば嬉しいです。

参考リンク(外部リンク):IPA(情報処理推進機構)のページ

試験申し込み前

PMの試験を受ける際に私がどのようなスキル(業務経験)を持ち、またIPAの試験合格状況についてお伝えします。PMの試験に受験する人はプロジェクトマネージャーの経験が豊富でないとダメなのでは、等と思っている人も当時の私の状況をご覧いただくとPMの経験なんか必要ないことがわかります。

スキル(業務経験)

  1. システム開発経験あり(1Kstep未満の開発から1Mstep以上の大規模開発まで)
  2. プロジェクトマネージャー経験なし(プロジェクトリーダーとしてマネジメントの経験あり)

IPAの試験合格状況

  1. 基本情報処理技術者試験合格
  2. 応用情報処理技術者試験合格(高難度試験の午前Ⅰ試験免除)
  3. 高難度試験の受験経験なし(論述試験の勉強もしたことなし)

ここでのポイントとしては、2つあります。

1つ目は私がプロジェクトマネージャーの経験がない、ということです。そのため、もし、プロジェクトマネージャーの経験がないと受からない、と考えている人も問題ありません。ちゃんと勉強をしてプロジェクトマネージャーとしての知識があれば経験がなくても試験は合格します

2つ目は高難度試験の午前Ⅰ試験が免除になっていたことです。これは必須ではないのですが、可能であれば午前Ⅰ試験は免除であったほうが良いです。ただでさえ、PMの試験範囲が広くまた高度な専門知識が必要になりますのでPM以外の試験範囲の勉強は極力避けたいところです。

もし、応用情報処理技術者試験に合格していない場合はまずはそれの合格を目指すほうが良いと思います。

試験2か月前

2018年2月19日(月)の試験申し込み期限ギリギリで申し込みました。実は、参考書を読んでみてこれは受からないと思いギリギリまで申し込むか悩んでいましたが、妻から受けてみれば、と背中を押され受験を決定しました。

この時に実施したことは、まずは午前試験の対策をしました。午前Ⅰは免除になっていたので、午前Ⅱ試験の対策です。午前Ⅱ試験の対策はただ一つです。

午前Ⅱ試験対策

ひたすら過去問を解く!最低でも5年分は解いて完璧に回答できるようにしましょう!(答えの暗記も可)
午前Ⅱ試験は、マークシート方式で全部で25問が出題されますが過去問と同じ問題がかなりの割合で出題されます。そのため、私は過去5年分の過去問題を解きました。過去問題を繰り返し解くだけで100点満点で84点で無事に午前Ⅱ試験を通過しました(合格は60点)。
この午前Ⅱ試験の対策に約2週間程度かけました。今思うと午前Ⅱ試験に2週間をかけるのは時間がかかりすぎだと思いました。午前Ⅱ試験の対策は1週間程度で対策が完了するようにした方が良いと思います。それは、PMの試験の本番は次の午後Ⅰ試験と午後Ⅱ試験でこちらの対策がかなりの時間がかかることになるからです。

試験1か月半前

ここでようやく午後Ⅰ試験の対策を始めます。もっと早く勉強していれば、と後悔するのもこの頃です。

午後Ⅰ試験対策

過去問を繰り返し解くこと。そして、間違えた問題の解説をじっくりと読み何故そのような答えになるのか、を理解し納得すること
午前Ⅱ試験と同様に過去問を解くことが大切ですが、午後Ⅰ試験はまったく同じ問題が出ることはありません。そのため、問題や答えを暗記しても意味はありません。
最初は間違えても良いので、とにかく過去問を解いてみます。そして、間違えた問題の解説を読んで本来のプロジェクトマネージャーは何を考え行動するのか、を理解していきます。そこまで考えなくてはいけなかったのか、とかそんな答えでいいの、とかが解説を読んでいるとでてきます。
過去問を繰り返し解くことで答えのコツのようなものもわかってきます。私の場合、このコツをなかなか掴めずにかなり苦戦しました。
そのため、過去問を何回解いても自己採点で合格点に達しないことが多々ありました。午後Ⅰ試験に1か月程度かけましたが最終的にも合格点ギリギリくらいの自己採点でした。
実際のテスト結果でも100点満点で61点と本当に合格ギリギリでした(合格は60点)。

試験2週間前

ようやく午後Ⅱ試験対策を実施します。午後Ⅱ試験は論述試験になっており、試験時間2時間の間に2,000文字以上を書かなくては合格できません。これは、1分間に約17文字を書く計算です。一度、書き始めたら書くのを止めないように一心不乱に書いていかないとすぐに時間切れになります。

実際に書いてみるとわかりますが、この短時間に書こうとするとかなり辛いです。

私が行った午後Ⅱ試験の対策は次の手順で行いました。

午後Ⅱ試験対策

  1. 他人が書いたサンプルの論文を時間内に書いてみる
  2. サンプル論文を自分の経験に従いアレンジしてみる(時間は気にしない)
  3. 過去問を解く(リスクマネジメント、タイムマネジメント、変更管理の分野を各1問づつ)
  4. 論文の組み立ての練習

ここで1番のポイントは論文の組み立ての練習です。これは何かというと過去問を読んで各問題文の問にたいして実際にどのような内容を論述するかをまとめてみる、ということです。具体的には、実際に論述するのに必要なキーワードの洗い出しや実際のプロジェクトで起きたことの振り返りを行いました。

そうすることで、実際には2,000文字以上を書かなくてはいけないところ、キーワードの洗い出しやプロジェクトに起きたことを振り返り書き出すだけであれば100文字程度で抑えられます。あとは論述できるように文書を組み立てたり、どのような順序で論述していくかなどを考えたりしていきました。これで少ない時間で効率的に過去問を読むんで対策をすることができました。

ただ、最低でも過去問を時間を計って解いてください。私も上記の通り3問は解きました。上記のリスクマネジメント、タイムマネジメント、変更管理について書いてみた理由は試験に出そうだから、と書きやすかったからになります。まずは、書きやすい分野の過去問を解いてみると良いです。

いくら論文の組み立てが完璧でも時間の感覚がわからないと試験では時間切れになってしまった、ということにもなりかねません。

このように対策した結果、午後Ⅱの評価ランクは「A」をもらい合格できました(合格ラインは「A」)。

具体的な論文対策は以下のページも参考にしてください。

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論文を書くのにお勧めな文房具です。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。私の反省としてはもう少し早く試験勉強をしていればよかった、と思います。今回、私は約2か月の試験勉強で合格できましたが午後Ⅰ試験の結果をみると3か月はあったほうが良いと考えます。

この記事を読んでいただいてPMの試験合格への勉強計画の参考になれば嬉しいです。

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